てつでん博物館
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旋 盤
1.jpg当社の前身である小林商店の創業から75年、その歴史に負けないような旋盤が工場の大奥に鎮座ましましています。何トンもありそうな鉄の塊で、全て手動制御。回転数を変えるのは電動機のベルトを掛け替えます。ねじ切り等バイトの送り速度はたくさんの中から選択した歯車を交換して変速します。スタート・ストップ・正転・逆転の制御は電車のコントローラーのようなハンドル。バイト(品物を削る刃先)やキリ(ドリルの刃)を前後・左右に動かすのは勿論全手動。ハンドルを回す手先の微妙な感覚で設計図通りの寸法を出すのはまさに職人技を要します。

生年月日は不明ですが、人間で言えばとうに100歳は超えているであろうと思われる風情で、長く勤めた前の会社に別れを告げ、三十年程前に我社に再就職してきたそうです。ちょっとした試作品や一品製作品等飛び入り工作にいまだに活躍してはいますが、往年に比べればめっきり出番が減りました。
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旋盤送り装置
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旋盤バイト台
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旋盤動力部
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旋盤変速ギア
株式会社てつでん